アファメーションと潜在意識の関係:効果的なアプローチとは

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アファメーションの一般的な実践

自己啓発の一つとして、アファメーションを実行している人、したことがある人って多いと思います。鏡に向かって「私は豊かだ、私は素晴らしい」などなどね。私も過去にやっていたことがあります(かなり真面目に)。

でも、それで何かが良くなったということは無かったんじゃないかな~・・・と思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

アファメーションが逆効果になる理由

アファメーションで上手くいく場合ももちろんあると思うのですが、潜在意識を深く深く知ると、アファメーションというのはよほどうまくやらない限り、かえって逆効果だと分かります。

それは何故かというと・・・、
例えば、「私は豊かだ」というアファメーションをやるとしましょう。

その時、実は前提として、今私は豊かじゃなくて欠乏や不安をいつも感じていて、そこから逃れたいから鏡に向かって「私は豊かだ」と自分に言い聞かせることで、欠乏や不安を無くそうと、心の奥底で思っているのです。

だって本当に豊かな人は、「私は豊かだ、私は幸せだー!」などと自分に言い聞かせるようなことは、わざわざしないですよね。

願望の裏に隠れた欠乏感

元々「〇〇になりたい」という願望があるということは、今「〇〇ではない」からそう思うのですよね。

だから、繰り返し「〇〇になりたい」と自分に言い聞せる行為は、「私は〇〇ではない」(欠乏感・不安感)を増長させることになると気づいたのです。

個人的な経験:サブリミナルCDとの格闘

私も以前はアファメーションをしていたことがあると書きましたが、他にサブリミナルCDなど買って、一生懸命聞いていました。

サブリミナルCDというのは、脳がリラックスしそうな音源に「私は素晴らしい」みたいなポジティブな言葉が乗っかっている感じのものです。5枚組10,000円くらいだったか、もっと高かったかな?

それを一生懸命聞いていましたが、その時の心理状態は「私は素晴らしくないから、素晴らしくなりたい!」でした。(まあこれは潜在意識というより、普段から強く思っていたことですが)

アファメーションの心理的矛盾

欠乏や不安を感じているのに、無理やり「私は豊かだ・私は素晴らしい」などと言っていても、どこかで「本当は違う」と感じていて、それを言い続けることは、「これはウソ、私は豊かじゃないし素晴らしくもない」と潜在意識に刷り込み続けることじゃないかな?と思ったので、それ以来一切やっていません。

より効果的なアファメーションの方法

でも毎日アファメーションをやって気分が良くなるのでしたら、それはそれで良いと思います。その場合は、「私は豊かになりつつある」などの現在進行形でするのがおススメです。

「私は豊かだ!」のように断定的だと、心の奥底で「本当は違うのに・・・」という気持ちが芽生えやすいですが、現在進行形ですと芽生えにくいです。

実際、エミール・クーエの「私は日に日に あらゆる面で ますます よくなっていく」というアファメーションは、即効性は無いものの、継続するとそれなりに効果はあるようです。

潜在意識の変化を感じ取る方法

潜在意識チェンジ系は、効果が見えにくいです。潜在意識のことなので、いつ、どれくらい、どんな風にチェンジしたかというのは、基本的に潜在意識にお任せなんですね。自分の意志でコントロール出来ないんです。

潜在意識チェンジの効果を知るのに唯一有効な手段は「感覚を使うこと」です。

感覚=本来の自分=潜在意識です。

セッションでは、感覚の微妙な変化を感じ取っていきます。そうすることで、潜在意識が変わった感じが自分でも分かります。感覚がとっても大事です。

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