子育てに失敗したくない!という思いが強すぎて

子ども 花束

一人娘のミカンちゃんは、私が40歳の時に出来た子で、それはそれは可愛がって大切に育てています。

この先私が死んでも、ミカンちゃんが一人でもちゃんと幸せに生きていけるような力を付けてあげることが大事だと思い、日々暮らしています。

でも近頃、これでいいのか・・・?と考えてしまうことがあるのです。

もしかして、道を歩いていて転ばないように、先回りして石を取り除く・みたいなことをしてる・・・?って。

自分が母からしてもらいたくてもしてもらえなかったことを、ミカンちゃんにしてることは確かです。

例えば、

  • バレエを習いたかったのに習わせてもらえなかった。
  • 小学校の時から英会話教室に通いたかったのに、通わせてもらえなかった。
  • もっと教育に厳しくして欲しかった。学ぶ環境を整えて欲しかった。
  • ある程度レールを敷いて欲しかった。
  • 〇〇が出来ると、将来こんな世界が広がるよ・・・等、世間のことをいろいろ教えて欲しかった

だから、ミカンちゃんには4歳の時からバレエと英会話を習わせて、小学校に入ってからも、毎日のように習い事に行ってます。

でもバレエと英会話は、本当はミカンちゃんは好きではありません。(好きだったらもっと上達するはずです★)

将来役に立つからと、本人の意思とは関係なく私の希望で習わせています。

私の実体験から、

バレエを習っておけば、その後他のどんなダンスをするにしても、ダンスの基礎が出来ているから上達が早いので有利です。

英語は中学校から勉強をスタートするよりも、小さいころから習っている方が慣れ親しんでいる分有利です。

ここで悔しい思いをしたからでしょうね。何か一つでもいいから、得意なことを作ってあげたかったんです。

私は30歳からサルサにはまって、週3~4日ほどレッスンしていたのですが、(酒場だったりスタジオだったり)ある程度までしか上達しなかったのです。

体幹がブレブレで体の柔軟性も無かったので。

バレエを習っていた子は、すぐに上達してあっという間に私を追い抜かしていきました。

ぶっちゃけ羨ましかったし、バレエを習わせてくれなかった親を恨みました。

英語は中学校から学校の授業で勉強し始めました。

英語に興味があったので成績は良かったですが、学校の勉強の範囲だけでした。

大学は英文科でしたが、使える英語力は全く身についていませんでした。

小学6年生の時見学に行った英会話教室に通わせてくれていたら、もっともっと英語が得意になっていたのに・・・とちょっと親を恨みました。

(まあ、どちらも私自身の努力が足りなかったことが一番の原因なのですが・・・。)

少しでも将来、ミカンちゃんが有利な状況で学んでいけたら楽だろうから、そうしてあげたいなという思いから、つい習い事が多くなってしまいました。

ミカンちゃんには「ちゃんとお勉強していろいろなことが分かっていると、将来なりたいものになれるんだから、お勉強はちゃんとしようね」と言っています。

ミカンちゃんの幸せを願って、お勉強が出来ないよりも出来る方が断然良いと思うので。

でも、失敗しないように先回りしてお膳立てしてあげることは、子供の自主性が育つのを阻んでいるのでは・・・と考えるようになりました。

子供に幸せな良い人生を送って欲しい。

(私のように)失敗しないで欲しい。

という思いが強いため、私の価値観を押し付けすぎて子供の自由と可能性を奪っているのでは?もしかして、私は間違っている・・・?と思い始めていました。

ちょうどそんな時、ある方のメルマガを拝読する機会が有り、そこに書かれていた言葉にドキっとしました。

子どもの人生は「子どものもの」です!だから親は子どもを「コントロール」してはいけません。(=自分の分身と思わない)

まさに、これ私!!と思いました。

それから私はミカンちゃんとよくお話をして、ミカンちゃんの希望を聞くようにしました。

ミカンちゃんは、習い事が多いと感じていたそうで、話し合いの結果、週2日のそろばんを辞めることにしました。

もっともっと、ミカンちゃんの意見を聞いて話し合しあっていかなければいけないなと思います。

今回、やはり自分の中の未解決の問題が子供に影響していることは確かだと確信しました。

まずは自分を整えるが肝心ということですね。

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