蓮の花は今がシーズンだけど、雨が続いて気温が低い日が続いた今年はどうなのかな?
そんな蓮について、とっても素敵なお話を聞きました。
蓮の花は、池の中に咲いていると思っていたのですが、池というか、泥水の中に咲いてるんですね。
それというのも、泥水の中からしか立ち上がってこないのだそうです。
つまり、あの凛として美しい蓮の花は、泥がなければ立ち上がって花を咲かせることができないのだそうです。
泥というと、”汚”のイメージがあります。
ですが、蓮の花は、汚れた泥に絶対に染まらないのだそうです。
立ち上がってきた蓮の花はすべてがきれいに咲いて、花の上には泥の形跡など一つも残りません。
どんなに汚い泥の中から立ち上がってきても、気高く美しく、咲き誇るのですね。何というミラクル!
更に「蓮にあだ花なし」という言葉があるそうです。
あだ花とは「咲きそこない・きれいに開かなった花」のことで、つまり泥水から立ち上がってきた蓮の花は、必ずきれいに完璧に咲くということです。
あの透明感のある美しい蓮の花は、泥が無ければ綺麗に咲くことが出来ないなんて、まるで苦労や苦難にまみれても、
決して汚されることなく純潔を守りぬいて、美しい花を咲かせる人のようです。
このお話を聞いて、とても魂を揺さぶられました。
そんな風に、強く気高く美しく生きる私でありたいと思いました。
